奥伊吹スキー場
(新名称:グランスノー奥伊吹)ストーリー
冬になるとたくさんの雪が村を埋め尽くし、人々の生活の大きな足かせとなっていたこの場所で、
村おこしとしてはじめられた奥伊吹スキー場(新名称:グランスノー奥伊吹)。自力で山々を切り開き、
リフト1基の建設からはじまった、未来のスキー場造りへと続くストーリー。
村おこしがスキー場作りの原点
つるはし5本から
始まった道路工事。
わずか「つるはし5本」での道路工事を皮切りに、自力で山々を切り開き、1970年にリフト1基を建設したところからスキー場がはじまりました。
災害時、野宿しながら
21日間工事を。
1959年の「伊勢湾台風」では、旧伊吹町を流れる姉川の支流が氾濫。橋は全て流失、崖崩れ、堤防決壊の為、甲津原は孤立。「野宿で道路復旧工事」を「休みなしの21日間」でやり遂げました。
NHK教育テレビ放送開始 /
第1回日本レコード大賞開催
スキー場建設の相談を
断られたことも。
冬の生活を苦しめていた雪を良いものへとスキー場を建設を考え、大手電鉄会社に相談したが、スキー場への「道がない」ことで断りを受ける。だがそれにめげずに「自力での道造りを決意」。
名古屋放送開局 /
サリドマイド児問題化
苦難を乗り越え、ついにオープン
開業初日は車3台、
お客様たったの7人。
1970年12月5日のオープン初日は車3台、お客様7人からのスタート。自ら開いた雪山にお客様が来てくれた「嬉しさと感謝の気持ち」を胸に、一歩ずつ歩みを進めました。
日本万国博覧会(大阪万博)開催 /
ビートルズ解散
開業当初は、
無我夢中の経営。
土木業をベースにはじまった素人の観光事業。それがスキー場。お客様に尋ねられて初めて「駐車場にトイレがない」ことに気が付いたり、失敗を重ねながら、無我夢中で経営を続けていきました。
日本万国博覧会(大阪万博)開催 /
ビートルズ解散
2年目のお正月は
2百人近くの来場者!
開業2年目はオープン初日にもかかわらず、「200人」近いお客様が。あの時の感謝と感激は生涯忘れません。
環境庁設置 /
アポロ14号が月面着陸成功
国設奥伊吹スキー場、
になったワケ。
1976年に国有林を借りて、ゲレンデエリアを拡大。整備や運営は自社で行っていたが、滑るコースが国の土地になることや、当時国設と付くスキー場が国内3つしかなかったことから、「国設奥伊吹スキー場」と名付けました。
昭和天皇在位50年式典開催 /
モントリオールオリンピック開催
未来のスキー場を目指し成長を続ける
開業以来、初めて
10万人を突破!
開業以来初のシーズン10万人突破。リフトやコースを次々と増やして、レストランを新設。「関西最大級のスキー場」になるという大きな目標を持ち、急成長をとげました。
国際科学技術博覧会(つくば'85)開催
スキー場に不可欠、
リフト続々と増設!
1970年代後半からリフトの増設を続け、お客様も年々増えていきました。今ではリフト「9基」が稼働し、1時間に「12600人」を運べるようになり、輸送力も大幅にUPしました。
自社経営
ならではの強み。
大手企業や親会社の後ろ盾はなく、自社で全ての施設を運営していることで、「自由な発想やたくさんのアイデア」を生み出し続けています。明日は皆さんに「どんな驚きが作り出せる」のか?「ワクワクの原点」がここにあります。
1日の最高入場者数は
7350人!
毎年魅力を上げ続けることで、「家族・女性・学生・社会人・シニア」、「スキー・スノーボード・そり遊びや雪遊び」の幅広いお客様が来場。2019年2月の連休には、入場者数が49年間で過去最多となる「7350人」を記録しました。
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あらゆる天候リスクに備え、人工降雪機を整備し、毎シーズン4カ月以上滑れるゲレンデ造りを目指します。
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若者のスキー離れと向き合い、これからを担う子供たちにスキーの楽しさを伝え、文化としての継承を目指します。
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今まで知らなかった雪山での楽しさを♪こんなスキー場に行きたかった!みんなの願いを叶えます。
積雪量
人数
グランスノー奥伊吹(旧称:奥伊吹スキー場)の歴史
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- 1952 -
- 曲谷〜甲津原の人と牛しか通れない石峠の迂回路工事開始
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- 1968 -
- スキー場用地60町歩を借り造成開始、ロッジ開設、駐車場完成
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- 1970 -
- スキー場開業、第1リフト完成
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- 1975 -
- 国有林50町歩を借り受け保安林解除開始
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- 1977 -
- 第2・第4リフト完成
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- 1979 -
- 国設奥伊吹スキー場と命名、第4リフト・展望台完成
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- 1982 -
- レストハウス開設
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- 1983 -
- 第6・第7リフト完成
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- 1985 -
- 第3リフト、橋3基
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- 1987 -
- 第8パラレルリフト完成
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- 1992 -
- 日本赤十字社より金色有功章を受章
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- 1995 -
- 第9・第10リフト完成
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- 1996 -
- 第11リフト完成
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- 2000 -
- 日本赤十字社滋賀県支部より感謝状を受ける
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- 2001 -
- スノーボード一部解禁
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- 2002 -
- サンキッド導入、レストランのテラス新設
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- 2004 -
- 第3クワッドリフト新設、アルカンデ新設(駐車場からゲレンデへの動く歩道)
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- 2006 -
- 第2ペアリフト新設
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- 2007 -
- 人工降雪機導入
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- 2008 -
- 人工降雪機増設
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- 2009 -
- 人工降雪機増設
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- 2010 -
- 新コースの造成(最大斜度46度)、自動改札システムの導入(ACS)
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- 2011 -
- レストランのオープンテラス新設
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- 2012 -
- 国内初トンネル付き動く歩道新設、レストラン併設のトイレ新設、人工降雪機増設
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- 2013 -
- 人工降雪機増設、レンタルハウス増築
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- 2014 -
- センターハウス新設(レストラン450席、チケットセンター、インフォメーション、スクール受付、ウィンターショップ、キッズスペース、パウダールーム、オフィス完備の最新複合施設)、トンネル付き動く歩道新設、ゲレンデベース大幅拡張、人工降雪機増設
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- 2015 -
- 奥伊吹ラジオDJステーション新設、オリジナルエア遊具新設、人工降雪機増設
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- 2016 -
- 人工降雪機増設、第3駐車場のトイレ新設
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- 2017 -
- 第6駐車場拡張
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- 2018 -
- 日本最速高速リフト新設、人工降雪機増設
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- 2019 -
- 50周年を迎える、感謝の気持ちを込めて総額5,000万円還元キャンペーンを開催
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- 2020 -
- リフト券Web予約システム開始
キッズパークエリアを2倍の広さに拡大
聖徳太子像の千円紙幣発行 /
金閣寺が焼失